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Internet of Space

January 11, 2018

僕は「荷物」が嫌いです。

 

小さい頃から、遠足のしおりの「もちもの」ほど嫌いな項目ってありませんでした。

ふらっと外に行く時はカバンなんか持たずにポケットに物をぶち込んで行きますし、

はじめて18きっぷと自転車で神戸に帰省した時もリュックは背負ったりしませんでした。

 

ビジネスをする上では、明らかに機能性の低いスーツを着ることと同じくらい、たとえ中身が空でもカバンを持っていかないといけないことが嫌です。

 

 

 

今年の年末中国に行ったのですが、衝撃を受けたことが2つあります。2つともありきたりな感想にはなってしまうのですが。

 

その1がこのシェアチャリ

上海、北京なら見渡せば必ずあります。

ニュージーランドは羊が人より多いといいますが、中国は自転車が人より多いです。

便利すぎて、一駅くらいなら全然こっち乗りますし、1回20円行かないので、すぐそこのコンビニに行く時も乗ってしまっていました。

 

 

 

その2は微信支付です。

 

キャッシュレスが進んでいるとは聞いていたのですが、1週間と行かない滞在の間に3回も現金を持たない若者に出会うとは思いませんでした。

もうほとんどありませんが、動物園や地下鉄、空港へ行く鉄道などの公共の場所では、まだスマホでの決済を受け付けていない場所が残っています。

そこの入り口で、財布を持っていないから、微信で送るから現金をくれと頼まれる経験は結構斬新です。

 

こんな感じで机にQRコードが貼ってあって、メニュー表示/注文/決済が全てできてしまうお店すらあります。

驚くのは僕が行ったこのお店はレジを完全に廃止してしまっていることです。

これだけの人がもう財布を持たないで生活できているのだなっと感慨もひとしおでした。

 

 

 

 

 

シェアチャリが私有の自転車を絶滅させ、

QRコード決済が財布を絶滅させました。

 

でも最後まで絶滅しないものがあります。

スマホです。

 

 

電源が切れると連絡が取れなくなる上に、水没するとデータが全て消える。

僕はスマホの、インターネットのシェアリングサービスを作ってこれを絶滅させたい。

 

 

 

 

10年後はきっとこうなっています。

 

ドローンが付いて空中浮遊するスマホが無数に空間を飛び回っていて、いたるところに共有のスマホが置いてあります。

 

タクシーを呼ぶような要領でそれを手に取ると即座に顔認証をし、webベースのアプリが立ち上がります。(いちいちダウンロードしていられないので、ネイティブアプリは消滅しました。)

 

使い終わったら、どこかに置いて去ってもいいし、空中に放り投げればどこかに飛んで行きます。

 

「モバイルインターネット」はもう古くて、むしろ公衆電話とポケベルの時代のような未来が到来するのです。

 

 

 

 

インターネットを空間に染み渡らせる。

まるで、芭蕉の句の「蝉の声」のように。

 

 

インターネットを空間に染み渡らせて、みんなが手ぶらで暮らせるような星を作る。

街ゆく人が皆荷物なんかに脳のメモリを取られなくて上機嫌で、クリエイティブに夢想できるような地球を作りたい。

 

このビジョンを僕らは

Internet of Space(空間のインターネット)

と勝手に名付けました。(孫さんのInternet of things、リップル社のInternet of Valueに乗っかりました笑)

 

 

 

 

 

 

株式会社東京はそのために存在しています。

 

そこに到達するまでに3ステップ考えています。

 

まずは、エレベーターというエレベーターにインターネットデバイスを置いて、一番流動性の高い「広告」でのマネタイズを成り立たせます。

そのために「粋なブランド広告」が一番収益性が高いことを証明してみせます。

 

次に、エレベーターからエレベーターホールに進出し、そこでこのような感じで買い物ができるようにします。

朝エレベーターを待っている間に、タブレットに近づくと顔認証でその人に最適化された商品を表示します。

それを選べばそれで今日のランチは決まりです。

 

この動画は、韓国の地下鉄でお買い物ができるようにした社会実験を記録した映像です。

https://www.youtube.com/watch?v=fGaVFRzTTP4

 

僕は、ユーザー体験だけを考えれば、「盗む」ということが最高だと思っていて、できるだけそれに近い体験をエレビで実現します。

 

 

徐々に買い物だけでなく、地図をみるのも、チャットするのもできるようにアプリを拡張していくと同時に、

インターネットデバイスを空間に固定されたものをシェアするところから、mobikeのように自由に持ち運んでシェアできるようにして行きます。

 

すると、ある日気づくはずです。

毎日持ち歩いている自分のスマホがもう必要なくなっていることに。

 

その瞬間に真にインターネットは「ユビキタス」になり、誰もがストレスなくインターネットにアクセスできる日がくるのだと思います。

 

この星をこういう星へと導くために、今年も着実に前に進んで行こうと思います。

 

 

新年ということで、今年の抱負を書いて決意を新たにしようと思ったのですが、こんな感じの文章になってしまいました。

今年もどうかよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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