ブログ初心者必見!すぐできる「3ステップ」記事タイトル決定法(その1)
こんにちは。代表取締役社長の羅です。
ついに、「エレベータ 広告」で検索したとき弊社のホームページが1ページ目に表示されるようになりました!めでたい!
今日、自分のブログのアクセス解析を見ていて、気づいたことが2点あります。
①現状ほとんどがFacebookの僕のページからブログ記事を見にきていただいている方である
②その中でも、ブログのタイトルのつけ方とアクセス数には正の相関がある
実は、僕は今まで記事のタイトルにはそんなにこだわることなく、記事を書く前にイメージした記事の内容を直感的に濃縮したものをつけていました。
でも、
なぜ僕たちは毎日ブログを書いているのかを考えると、詳しい理由は後述するとして、あくまで色々な方々に読んでもらうためなんですね。
読んでもらうためには、読もうという気になってもらわないとどうしようもないので、タイトルというのは、より読んでいただけるようにするためにもっと大切にすべきだったと考えまして、今回は世に溢れる「ブログ記事のタイトルのつけ方」を書いた記事を片っ端から読んで、その方法論を整理したものをお届けしようと思います。
目次
タイトルのつけ方
①ブログ記事を書く目的を明確にする
②(i)記事を読んでほしい人を一人だけはっきりと想像して、その人にターゲティングを完璧にする(収束)
(ii)誰にでも共通して通用するような修飾をする(発散)
③①で明確化した目的に照らし合わせてチェックする(改善の余地がありそうなら、もう一度②に立ち返って②③を回す)
Who are you?
①まずは、自分がどういう目的でブログを書いているのかをはっきりさせることからスタートします。タイトルをつける方向性を決めるためにこのプロセスは不可欠です。
一見自明に見えることなのですが、これを意識せずにタイトルをつけると、読んでほしい人に読んでもらえない、ぼやっとしてピントがずれたタイトルになってしまいます。
ブログを書く人には色々な動機があると思います。
・ブログでファンを獲得し物販の申し込みにつなげたい人
・記事の広告収入を稼ぐために総滞在時間を最大化したい人
・とにかくまずは検索順位をあげたい人(welqなどはなりふり構わずこれに特化しすぎたために炎上しました)
・会社のブランドを形成するためにブログを書いている人
・趣味のブログで完全に承認欲求を満たすために書いている人
こういったブログを執筆する動機を「マネタイズ」を横軸に、「ターゲット」を縦軸に二軸で分類したものが以下のマトリックスです。

一つ目の軸の「マネタイズ」というのは、今すぐこのブログから売り上げを生み出そうとしているかどうかです。短期的な収益を目的としたものかどうかでブログを書くスタンスは180°変わってきます。
キュレーションサイトの記事を書いていて、PV数=広告収益を最大化する必要がある場合は、SEOの方法論などの実践的な内容や時事ネタをスピード感を持ってまとめることが肝要でしょう。
逆に、ベンチャー企業の社長ブログではその企業の取引先や出資者、その会社に転職を考えている人にビジョンを示して共感してもらうことが至上命題で、必ずしも直接その記事から収益をあげる必要はありません。
もう一つの軸の「ターゲット」は、特に読者をどれだけ絞るかという点での比較に用います。薄く広く情報を発信したいのか、数は少なくてもいいからある特定の層に伝えたいのか、ということです。
例えばウォーターサーバーのアフィリエイトサイトでは、漠然とした興味があって暇つぶしに「おいしい 水」で検索した人1000人よりも、ウォーターサーバーを契約できる資金的余裕があって導入を考慮している人10人に読んでもらう方がはるかに効果的です。
逆に、例えば政治経済についての意見を表明したい場合は、一人でも多くの人に読んでもらって共感を得ることが肝心です。。
もちろん動機は一つではないと思います。
「他の人の役にたつ情報の発信がしたいし、それでPVを稼ぐと承認欲求が満たされる。その上でブログの中に置いたアマゾンのアフィリエイトリンクから収益が立って生活費の足しになれば良い。」という方もいるでしょう。
でも、ここではそれぞれを重み付けして一番の重心がどこにあるのかというのをはっきりさせておくことが肝心です。全てがここから始まるからです。
生活費を全部稼ぐ必要があるのか、それとも飲み代の足しになればいいのか。
ある品物に興味がある人だけに伝わればいいのか、それともPV数自体に意味があるのか。
ということで、記事を書く目的をはっきりさせるのが、3ステップの一つ目です。
(余談)
目的が必ず必要だという思考は、感覚的にはあまり好きではありません。
ある目的を明文化してはっきりを持っている人というのは、得てしてそれが全てだと思い込んでしまい、その他の可能性に気づけない恐れがあるからです。
個人的には目的はあまり意識しないでとりあえずがむしゃらに突き進み、後になって振り返った時に結果的に目的が浮かび上がる、というような生き方の方が好きです。
とはいえ、目的思考というのは一方で非常に効率のいい考え方でもあります。