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或るブログ

December 14, 2016

電車で座れたので、着くまでにブログを書こうと思います。

 

ネタを探していたら、目の前に素晴らしい広告がありました。

JR九州が運行するクルーズトレインなのですが、そのネーミングに舌を巻きました。

 

その名も、「或る列車」。

 

情報量がほとんどないにもかかわらず、いろいろ妄想をしてしまいます。

わざわざいかにも明治の文豪が使いそうな「或る」という表記にしたからには、レトロな大正浪漫の薫りがする車内なのでしょう。

ひょっとして行き先を告げられないミステリーツアー形式なのかも。旅行ごとに九州という島を知り尽くしたJR九州のおすすめ観光地の詰め合わせに招待されるのでしょうか。

岩の中をくぐって突然ひらけたと思ったら目の前に太平洋が広がっていたりしそうですよね。

 

ネーミングは最上のブランディングだという絶好の例ですね。

 

ということで、今日は「或る手帳会社」の話から始めようと思います。

その手帳会社はカレンダーアプリ全盛の今においても売り上げを伸ばし続けています。

その秘訣を聞かれると、こう答えました。

 

「ノートパソコンやスマホにデータが入っていても、客先で開くのに数秒の待ち時間ができてしまって、変な空気が流れたりする。商談時に必要な情報がすぐに出せるのはやはり手帳、という声は多いです。」

 

たかが数秒、されど数秒。

日本人は特に「空気」というものに多大な投資をします。

商談の最初の数秒間はその後の空気を決めます。だからこそ、今、手帳が再びブームになっているのでしょう。

 

スマホを日本で普及させたドライバーの一つも、実は空気への投資ではないでしょうか。

15年くらい前まで二人で話していて話題が尽きた時にすることは、あたりをキョロキョロ見渡すくらいしかありませんでした。

でも、今はスマホをいじれば少なくとも表面的な気まずさは消える。

スマホのゲームの話題でつなぐこともできます。

 

それでは、今現在まだ気まずい場所はというと、まさにエレベーターを挙げられます。

アンケートをとった結果でも、4人に1人が「エレベーターで知らない人と乗り合わせるのが気まずい」と答えていて、3人に1人が「何か眺めるものが欲しい」と答えています。

 

気まずさを回避する手段として、デザインにこだわって空間をプロデュースしていく。

 

もし話題性のある広告を導入できて、それが話のきっかけになればいい。

 

今では、メーカー各社はどのようにツイートしてほしいかを考えて、そこから逆算して商品開発していくようになっているそうです。

逆にいうと、大きな潮流として話題性というのが一つ大きい価値になっている。

 

その時の流れにのってどれだけ話題を生み出せる広告を展開できるか。

我が社の未来を決める一つ大きい挑戦だと思っています。

 

 

 

 

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