株式会社 「東京」と名付けたワケ
こんにちは、代表取締役の羅です。 今日は「東京」という会社の名前をどうやってつけたか、どういうイメージでつけたかを話して見たいのですが、視覚的嗅覚的聴覚的なイメージのみ先行しているため、正直あまりうまく言語化できる自信はありません。 ということで、一緒に会社を立ち上げた新谷と僕が共通して惚れた文章をそのままあげさせていただきます。そこから、「東京」という地名に僕たちがどういったニオイを嗅ぎ取ったのかを感じていただければ幸いです。 Julie Wataiさんという写真家さんの「トーキョー・フューチャー・クラシック 」という書籍の前文より。 (以下引用) .............................................................................................................................................. いつかの時間の私。 2016年、セルフポートレートという手法でも写真作品をたくさん作っていた時期でした。 当時の日本
東京
こんばんは。 連続になります。 新谷です。 デザインは人の心を動かすものであると昨日述べましたが、別の側面もあります。 デザインとは、ものづくりやコミュニケーションを通して自分たちの生きる世界をいきいきと認識することであり、優れた認識や発見は、生きて生活を営む人間としての喜びや誇りをもたらしてくれるはずだ。※1 と述べたのは原研哉さんです。 そして著者は「リ・デザイン――日常の二一世紀」展に始まる展覧会や無印良品のボードメンバー、数々のグラフィックや広告、プロダクト、パーケージ、ブランディングのデザインを通して、日常をじっと見つめ、生活の質に対して数々のアプローチをされています。 ここで重要なのは、モノの形状・見た目を提案するだけでなく、その上で人々の日常を生活を世の中をよく見つめることこそがデザインであるとしたことにあります。 そこから新たな価値が喜びが生まれてくるはずだと述べています。 デザインを学んでいた私はこの文章を読んだ瞬間、これだ!、と思い、共鳴しました。 少し驕った表現かもしれませんが本当に、ミナモのように、この言の葉の波が僕の心で
デザイン
お久しぶりです。 クリエイティブディレクターの新谷です。 前回の更新から日が空いてしまいました。すみません。 その間、ずっと書いてもらっていた羅社長には感謝してます。 前回は「情報量と記号」というテーマで少し執筆いたしました。 このテーマについての執筆はまだ途中ではありますが、その続きはまた後日、まとめます。すみません。 本日は”東京”という名前について、お話しようと思っていたのですが、その前の話を書いていたら長くなってきたので次回にいたします(笑)。 私たちは広告の”デザイン会社”としてこの会社を設立いたしました。 したがってやはり、”デザイン”の社会における意義については、はっきりさせておく必要があります。 ただデザインといっても多種多様で、家具から国家まで、鉛筆やロケットの燃料タンク、さらには絶対達成するチームや恋人関係すらも”デザイン”されています。 ここではシステム系のデザインの話は棚に上げて、私の専門である(目に見える)モノのデザインについてのお話をすることにいたします。 私が考えるデザインの役割の一つは、人の心を動かすこと、です。
カテゴリー・イノベーション
こんにちは。都内の大学から来たインターン生の兵頭洸介です。 株式会社東京さんの「エレベーターに広告を置く」という斬新な事業に惹かれて、一緒にお仕事をさせて頂いています。 今日、様々な市場でコモディティ化が進んでいる中、多くの企業が厳しい価格競争を強いられています。 その中でエレベーター広告というものは、新しいカテゴリーを創造することで競合が追いつかないほど優位に立てるものではないかと私は思います。 他業界ですが、ネスレが開発した「ネスプレッソ」は、コーヒーメーカーの業者とコーヒー豆の販売者は別々に存在するという既存の枠組みを壊し、両者を一体化させることで、機能、デザイン、品質面で他社を上回る開発を行いました。特殊ブレンドのコーヒー豆を封入したカプセルを身近に販売し、お客さんに「誰でも家庭で本格的なエスプレッソを楽しめる」体験を提供していて、これと類似しておこなっている競合他社と言えば、スターバックスコーヒーくらいです。新しいカテゴリーを創出し、それを代表するブランドになることで、競争せずに事業を成長させる戦略が図られていて、これをカテゴリー・イノ
この10年で増えたもの
こんにちは。代表取締役の羅です。 10年ひと昔とはよく言ったもので、この10年でリーマンショック、東日本大震災、原発事故、アベノミクス、ブレグジット、トランプ大統領と社会は大きく変わりました。10年前は存在しなかったサービスや製品も多数あります。 例えば、YoutubeもGoogleマップも「クラウド」という概念も2006年の発表だったりします。 今日はこの10年で増えたものを思いつく限り挙げてみたいと思います。 ・iPhone、アンドロイド(スマホ) この10年で一番世の中を変えたものといえば、やはりスマホ、タブレットということになるのでしょう。以後のサービスはどれもスマホに立脚したものです。 webページの入り口は今Googleがおさえていますが、アプリへの入り口はAppleがおさえているということになるのでしょう。 ・LINE(メッセンジャーアプリ) Skypeという無料でビデオ通話できるものがあるらしいと知ったのが、多分10年前。 まだメールで、件名のところに「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:」というのがたまっていって、ど

1993年から見た未来
こんにちは。代表取締役の羅 悠鴻です。 いきなりですが、僕は1993年の生まれで、今23歳です。 僕が生まれた年にAT&Tという会社がうった未来予想のCMを見つけたのでここで紹介しようと思います。 ・電子書籍 ・カーナビ ・ETC ・テレビ電話 ・タブレット端末 ・電子カルテ ・映画見放題サービス ・自動翻訳 ・ウェアラブルデバイス の登場を見事に言い当てています。 その動画がこちらになります。 明日は製品に限らず、この10年で登場したサービスも含めてレビューしてみようかなと思います。
エレベーターとギャラリーにまつわる10の豆知識
①日本全国にはエレベーターが66万台存在する ということは、そのうち5万台に広告を出稿できて、月2万円の広告収入が入るとすると、それだけで年商100億円を超える会社になるわけですね。 ②そのうち首都圏だけで23万台存在し、うち16万台が東京都にある 約4分の1が首都に集中しているわけです ③新しいエレベーターを導入するのに、 小型(6人乗り)のものだと1000万円、 大型のものだと5000万円かかる ④エレベーターの耐用年数は一般には20年だが、保守点検をしている場合は30年 ⑤エレベーターは世界全体で70-80万台増えていて、その増加分の半分以上が中国 日本にある分だけのエレベーターが毎年世界では増えているんですね、、、恐ろしい。。。 ⑥国内にはエスカレーターは7万台あって、毎年1000台ずつ増えている エレベーターの10分の1もあるなんて僕は正直ビックリしました ⑦国内のエレベーター市場シェアは、 三菱エレベーターが3割強、 日立エレベーターが3割、 東芝エレベーターが2割強で この三社にオーチスとフジテックを加えると国内市場の9割を占める